生産者紹介

MEMURO PEANUTS

新たな落花生の産地へ

こんにちは。MEMURO PEANUTS代表の藤井信二です。私たちが芽室町で落花生を作り始めて、おかげさまで9年が経ちました。

そもそも、この挑戦の始まりは16年ほど前、地元の青年部で「新しい作物を育てよう!」という取り組みでした。家庭菜園ほどの規模で始めた落花生栽培でしたが、仲間たちと試行錯誤しながら取り組むのが本当に楽しくて。「これを自分の畑でも作りたい!」と強く思うようになったのが、9年前のことです。

ご存知の方もいるかもしれませんが、千葉県を始めとした国内の落花生生産量は、生産者の高齢化によって年々減少傾向にあります。そんな中、「北海道で作ってくれないか」という声もいただき、私たちの挑戦は本格的にスタートしました。

MEMURO PEANUTSのメンバー

最初は4戸の農家で小さなグループとして始めましたが、年々仲間が増え、今では13戸の農家が「MEMURO PEANUTS」として落花生作りに励んでいます。
もちろん、最初から順風満帆だったわけではありません。気温の低い北海道で、本州と同じ方法で育てても、なかなか上手くいきませんでした。そこで、5年間、試行錯誤を繰り返し、ようやく十勝の気候に合った栽培方法を確立することができたんです。最初は80a(アール)だった作付面積も、今では8ha(ヘクタール)と、10倍にも広がりました。これも、仲間たちと「芽室町を落花生の一大産地にしよう!」という熱い想いがあったからこそです。

私たちの落花生は、ゆでピーナッツ、ロースト、お菓子やアイス、ピーナッツバターやドレッシングなど、様々な形で楽しんでいただけます。
地域のお店でも、メムロピーナッツを使用したメニューを考案していただき、そのアイデアには私たちもいつも驚かされています。

私たちは、単に落花生を生産するだけでなく、芽室町を、そして北海道を落花生の一大産地にしたいと考えています。そのためには、私たちだけでなく、他の農家さんにも落花生作りに挑戦してほしいですし、その際には、私たちが培ってきたノウハウを惜しみなく提供していきたいと思っています。

MEMURO PEANUTSは、これからも挑戦を続けます。北海道の大地で育った、甘くて美味しい落花生を、ぜひ一度味わってみてください。

\メムロピーナッツの歴史/

十勝めむろ落花生生産グループ「メムロピーナッツ」立ち上げ、十勝産落花生の本格栽培がスタート
NTTグループ、エア・ ウォーター十勝食品ら数社と十勝グランナッツ合同会社設立
メムロピーナッツ株式会社設立
JAめむろ(芽室町農業協同組合)に落花生生産組合が新設される

会社概要

会社名メムロピーナッツ株式会社
代表〒082-0381 
北海道河西郡芽室町上伏古7線20番地3
所在地藤井 信二
設立2021年6月
資本金1,000,000円